
こんにちは!患者さんの健康をサポートしている酒田みなみ整骨院です。
「腕を上げると痛い…」「肩が引っかかる感じがする…」「夜中に肩がズキズキして眠れない…」そんな 肩の痛み に悩んでいませんか?
肩関節は 自由度が高い分、負担もかかりやすい関節 です。今回は、肩関節の障害について、原因や治療法、予防策を詳しく解説します!
肩関節の障害の主な種類
1. 五十肩(肩関節周囲炎)
〈症状〉
40~60代に多く、肩の痛みと動きの制限が特徴。
夜間痛(寝ているとズキズキ痛む)があり、服の脱ぎ着や髪を結ぶ動作が困難になる。
〈原因〉
加齢による筋肉や関節の柔軟性の低下、長年の肩への負担が影響。
〈治療法〉
炎症が強い場合は アイシング(冷却) で痛みを和らげる。
可動域を改善するために ストレッチやリハビリ を行う。
整骨院での 手技療法や鍼治療 も有効。
2. 腱板損傷(けんばんそんしょう)
〈症状〉
腕を上げると 痛みや引っかかる感じ がある。
重い物を持ち上げる動作で痛みが悪化する。
放置すると 腱が断裂 し、手術が必要になることも。
〈原因〉
肩を支える 腱板(けんばん) という筋肉が傷つくことが原因。
スポーツや重労働、加齢による摩耗などで発生する。
〈治療法〉
初期段階では アイシングと安静 を徹底。
炎症が落ち着いたら 肩周りの筋肉を鍛えるリハビリ を行う。
整骨院では 超音波療法や手技療法 で回復をサポート。
3. インピンジメント症候群
〈症状〉
腕を 90度以上 上げたときに 痛みや引っかかる感じ がある。
長時間の肩の動作(野球、バレー、デスクワークなど)で悪化する。
〈原因〉
肩を動かすときに腱や筋肉が 骨とこすれ、炎症を起こす ことで発生。
猫背などの 姿勢不良 も影響を与える。
〈治療法〉
肩甲骨周りのストレッチ や 姿勢改善 を行う。
整骨院では 手技療法や運動療法 で可動域を広げる。
痛みが強い場合は テーピングでサポート することも有効。
4. 肩関節脱臼
〈症状〉
肩が突然抜けるような感覚と 激痛 が走る。
再発しやすい ため、適切な治療とリハビリが重要。
〈原因〉
転倒やスポーツ時の 衝撃 で肩の骨がズレる。
生まれつき 関節が緩い 人は脱臼しやすい傾向がある。
〈治療法〉
脱臼後は無理に動かさず、整骨院や病院で整復 を受ける。
リハビリで肩周りの筋肉を強化 し、再発を防ぐ。
肩関節の障害を防ぐためのセルフケア
1. 肩甲骨ストレッチ
肩の動きをスムーズにするために、 肩甲骨をしっかり動かす ことが大切です。
〈簡単ストレッチ〉
両手を背中で組み、 肩甲骨を寄せる ように5秒キープ(×5回)
両腕を肩の高さで前に伸ばし、手を組んで背中を丸める(×5回)
2. 姿勢を正す
猫背や巻き肩になると、肩関節に負担がかかりやすくなります。
デスクワーク時のポイント
肩の力を抜いて、背筋を伸ばす
PCの画面を目線の高さに して、前かがみの姿勢を防ぐ
3. 体幹トレーニング
肩関節を守るためには 体幹(腹筋や背筋) を強くすることが大切です。
プランクやスクワットなど 簡単な筋トレ を取り入れてみましょう。
整骨院での治療アプローチ
整骨院では、肩の障害に対して以下の治療を行います。
手技療法:硬くなった筋肉をほぐし、血流を改善
電気治療(超音波療法):炎症を抑え、回復を促進
テーピング:負担を軽減し、痛みを和らげる
運動療法:肩関節の可動域を広げ、再発を防ぐ
「肩の痛みがなかなか取れない…」という方は、早めにご相談ください!
まとめ
肩関節の障害は、 日頃の姿勢や動作のクセが影響 していることが多いです。
痛みを我慢せず、 ストレッチやトレーニング、整骨院での治療を取り入れる ことで、健康な肩を維持しましょう!