
「朝起きたら顔がパンパン…」「夕方になると足が重だるい…」そんな 「むくみ」 に悩んでいませんか?
むくみは血流やリンパの流れが滞ることで起こり、放置すると疲労感や冷え、肌トラブルの原因にもなります。今回は、整骨院で行う 「鍼治療によるむくみ改善」 について詳しく解説します!
むくみの原因とは?
むくみの主な原因は、 体内の水分バランスの乱れ にあります。特に以下のような要因が影響します。
1. 血行不良
長時間のデスクワークや立ち仕事で同じ姿勢を続けると、血流が滞り、むくみが生じやすくなります。
2. リンパの流れの停滞
リンパは老廃物を排出する役割を持っていますが、運動不足やストレスで流れが滞ると、余分な水分がたまりやすくなります。
3. 塩分や水分の摂りすぎ
塩分の多い食事を摂ると体が水分を溜め込みやすくなり、むくみの原因になります。
4. 冷え
体が冷えると血管が収縮し、血流やリンパの流れが悪くなるため、特に 冬場やクーラーの効いた環境 ではむくみが起こりやすくなります。
5. ホルモンバランスの変化
特に 女性の場合、生理前や妊娠中 にホルモンバランスの影響で水分を溜め込みやすくなることがあります。
鍼治療がむくみに効果的な理由
1. 血流とリンパの流れを改善
鍼(はり)を使うことで、血行を促進し、余分な水分や老廃物の排出を助けます。特に ふくらはぎや首、肩周り に鍼を打つと、全身の巡りが良くなります。
2. 自律神経のバランスを整える
むくみの原因となる 自律神経の乱れ も、鍼治療で改善が期待できます。ストレスや疲れで交感神経が優位になりすぎると、血管が収縮し、水分代謝が悪化します。鍼は副交感神経を優位にし、リラックス効果も得られるため、むくみ解消につながります。
3. 筋肉の緊張をほぐす
足や顔のむくみは、 筋肉のこり も関係しています。鍼によって筋肉を緩めることで、血流やリンパの流れがスムーズになり、むくみを解消します。
4. 内臓機能を活性化
東洋医学では「むくみ」は 脾(ひ)や腎(じん)の働きが低下 しているサインと考えます。鍼でこれらのツボを刺激することで、内臓の働きを高め、水分代謝を改善できます。
むくみに効果的なツボ
鍼治療では、以下のツボを刺激することでむくみ改善を促します。
ツボ名 場所 効果
三陰交(さんいんこう) 内くるぶしの上約3~4cm 下半身のむくみ、冷え、ホルモンバランスの調整
湧泉(ゆうせん) 足の裏の土踏まずのやや上 血流促進、腎機能を高める
承山(しょうざん) ふくらはぎの中央 足のむくみ、こむら返り予防
曲池(きょくち) 肘の外側、曲げたときにできるシワの端 上半身の水分代謝を促す
水分(すいぶん) おへその上約1cm 体内の余分な水分を排出する
これらのツボを 鍼やお灸 で刺激することで、むくみ解消の効果が期待できます。
実際の施術の流れ
① カウンセリング
患者さんの むくみの原因や体調 をしっかりヒアリングします。
② 鍼治療(約20~30分)
適切なツボに鍼を打ち、血流やリンパの流れを改善します。心地よい刺激でリラックス効果もあります。
③ アフターケア
セルフケアの方法(ストレッチや食事のアドバイスなど)をお伝えします。
鍼治療+セルフケアでさらに効果アップ!
鍼治療の効果を高めるために、日常生活でできるセルフケアも取り入れましょう。
1. こまめに水分を摂る
「むくんでいるから水を控える」のは逆効果!
水分代謝を促すために、こまめに常温の水を飲みましょう。
2. 塩分を控えめに
塩分を摂りすぎると体が水分を溜め込むので、 薄味を心がけましょう。
3. ふくらはぎのストレッチやマッサージ
足のむくみが気になる方は、 ふくらはぎを揉んだりストレッチをする ことでリンパの流れを改善できます。
4. 入浴で血流促進
シャワーだけで済ませず、 ぬるめのお湯(38~40℃)にゆっくり浸かる ことで血行を促しましょう。
まとめ
むくみは放っておくと慢性化し、疲れや冷えの原因にもなります。
整骨院の 鍼治療 を活用することで、血流やリンパの流れを改善し、スッキリとした体を手に入れましょう!
「むくみが気になる」「脚が重くてだるい」そんなお悩みがある方は、ぜひ一度 鍼治療 を試してみてくださいね。