こんにちは、整骨院のブログへようこそ!今回は、多くの方が悩む「手のしびれ」について解説します。手のしびれは、日常生活の中で突然現れることもあり、放置すると慢性化してしまうこともあります。軽い症状から深刻な病気のサインまで原因はさまざまですが、整骨院では根本原因にアプローチし、改善を目指すことが可能です。この記事では、手のしびれの原因や代表的な症状、整骨院での治療法、そして再発を防ぐための予防策を詳しくご紹介します。
1. 手のしびれとは?
手のしびれは、感覚が鈍くなったり、ピリピリした違和感を感じる症状です。まれに「ビリビリ」と電気が走るような感覚になることもあります。軽度であれば一時的なものですが、症状が続く場合、神経や筋肉に問題がある可能性が考えられます。
2. 手のしびれの主な原因
① 手根管症候群
手首の「手根管」という部分で正中神経が圧迫されることで発生します。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用が原因になることが多く、親指から薬指にかけてしびれや痛みが現れます。
② 肘部管症候群
肘の内側を通る尺骨神経が圧迫されて起こる症状です。小指や薬指にしびれを感じ、物を持つときに力が入らなくなることがあります。肘を長時間曲げたままの姿勢も原因になります。
③ 頸椎(首)のトラブル
頸椎(首の骨)のズレやヘルニアによって、神経が圧迫されると手のしびれが現れることがあります。特に首や肩のこりと併発することが多いです。
④ 胸郭出口症候群
鎖骨周辺で神経が圧迫されることで、手や腕にしびれが出る症状です。肩が内側に巻き込む姿勢や、重い荷物を持ち続けることが原因になることがあります。
⑤ 血行不良
寒い環境や長時間の同じ姿勢によって血行が悪くなると、手に十分な酸素が行き渡らず、しびれを感じることがあります。
3. 手のしびれの症状
しびれの症状は、原因や重症度によって異なります。代表的な症状は以下の通りです。
指先のピリピリ感やビリビリ感
手首から指先にかけての違和感
物をつかむ力が弱くなる
夜間にしびれが強くなる(手根管症候群によく見られる症状)
肩や首のこりを伴う場合がある
4. 整骨院での治療法
整骨院では、手のしびれの根本的な原因にアプローチし、適切な治療を行います。放置すると悪化する可能性もあるため、早めのケアが大切です。
① 手技療法(マッサージ)
筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することで神経の圧迫を解消します。特に、肩や首のこりが原因のしびれに有効です。
② 骨格・姿勢矯正
頸椎や背骨の歪みを整えることで、神経への圧迫を取り除きます。姿勢を改善することで、再発予防にもつながります。
③ 電気治療
低周波や超音波を使用して、筋肉の緊張を和らげ、神経の回復を促します。慢性的なしびれにも効果的です。
④ ストレッチやエクササイズの指導
手首や肩周りの柔軟性を高めるストレッチを指導します。普段から取り入れることで、しびれの再発を防ぐことができます。
⑤ テーピングやサポーターの使用
手首や肘への負担を軽減するために、テーピングやサポーターを使用することもあります。症状が改善するまでサポートすることが重要です。
5. 手のしびれの予防策
① 正しい姿勢を心がける
デスクワークの際は、パソコン画面を目線の高さに合わせ、背筋を伸ばした姿勢を保ちましょう。長時間同じ姿勢を避けることも大切です。
② ストレッチを習慣化する
肩や手首、指をこまめに動かして血行を良くしましょう。特にデスクワークの合間には、手首を回したり、肩甲骨をほぐすストレッチが効果的です。
③ スマートフォンの使い方を見直す
スマホを長時間使うときは、両手で操作するようにし、片手に負担がかからないよう工夫しましょう。また、こまめに休憩を取りましょう。
④ 体を冷やさない
手が冷えると血行不良が起こり、しびれや痛みが出やすくなります。冬場は手袋を着用するなど、体を温める工夫をしましょう。
⑤ 過度な負荷を避ける
重い荷物を片手で持たないようにし、負荷が片側に偏らないよう注意しましょう。定期的に休憩を取ることも大切です。
6. まとめ
手のしびれは、放置すると慢性化したり、日常生活に支障をきたすことがあります。整骨院では、筋肉や神経のバランスを整えることで、しびれの原因に根本からアプローチします。もし、手のしびれが続く場合は、早めに整骨院でのケアを受けることをおすすめします。
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